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全日本自転車競技選手権大会トラックレース マスターズ

日時:2022年7月16日㈯から18日㈷㈪

会場:長野県松本市美鈴湖自転車競技場(333m/周)


 6月26日㈰に全日本自転車競技選手権大会ロードレースマスターズを終えて3週間後のトラックレースは準備期間が短いため、自分がいつも参加している短距離の種目ではなく、中長距離種目である個人パーシュート(2kmIP)とスクラッチ(10km)、そしてチームスプリントの3種目に挑戦することになりました。


15日㈮夕方フェリーで新門司港から大阪→16日㈯大阪から長野まで車移動。

福岡県勢5名とトラックレーサー5台(ブレーキ、変速機の無いシングルピスト)、ポンプ、ホイール(複数)、TTハンドル、スタンド、ローラー台、工具、ヘルメット、シューズ、そして個人の荷物…と、大きな車が機材でぎっしりです。そしてどれも現地で容易に調達できない物ばかりなので忘れ物が出来ません。競技場での公式練習の福岡県の割り当てが16日㈯16:30~16:55と決まっているのでそれに間に合うように美鈴湖自転車競技場を目指します。

美鈴湖自転車競技場は国宝の松本城も近くにあり(移動の車から見えました)、自然豊かな美しい環境で、また標高千メートルの高地にあるので良いタイムが出やすいと言われており、実際走ってみても他の競技場に比べ軽く感じました。


17日㈰午前中最後の種目、男子マスターズスクラッチ決勝のレースが私の最初のレースでした。スクラッチは10km、30周回の競走で途中ポイント獲得などは一切無く、シンプルに入着順を競うレースです。このスクラッチは年齢別でなく、30代から50代の選手が同じレースで競います。自転車競技は風をなるべく受けずに体力を温存して(足を残して)ゴールへ向かうのがひとつのポイントなのですが、ずっと後方にいてばかりでは前方でスピードが上がった時に反応が遅れてしまうので、位置取りも重要となります。



レース中盤から、NHKの自転車番組「チャリダー」のロードレース男子部の岸本伊織さん(黄色ジャージ)が一人で逃げます。一時半周ほど差が開きますが、一人の逃げであったためそれ以上は広がりません。またはそれ以上の差にならない様に、集団も上手に差をコントロールしていました。私も時には先頭に出て前を引き、しかし差を詰めすぎない様にもしていました。何度か単独で追走を試みる動きもありましたが、終盤まで逃げの人数が多くなることはありませんでした。残り2周、追走の動きもあり、逃げとの距離が少し離れ気味になっていました。そして残り1周、集団前方のなかなかいい位置にいたのですが、仕掛けるタイミングを図っていたその時、後方から島根の原さんが捲ってきました。これは飛びつくしかない!と思い、瞬時に原さんの後ろに付く。しかし原さんもスピードが乗っていて、ゴールラインまでに前に出ることができず、結果2着となりました。動画がYouTubeでアップされているのでこちらもどうぞ。(白と青のヘルメット、Fジャージ、赤い自転車が私です。)



 残りの2種目、個人パーシュートは8位、チームスプリントは4位と残念ながらパッとした成績ではなかったのですが、どちらも練習がもっと必要だったと痛感したレースでした。


3年ぶりのトラックレースは、本番と考えている9月の岩手マスターズに向けて、良い刺激となりました(^-^)





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